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モノは使ってこそ、はじめてモノとして存在します。 だからこそ使う側の立場にたってモノづくりを行っていかなければなりません。
お客さまとの直接対話を通じてニーズ・ウォンツをくみ取り、それを反映させて商品づくりを追求する先にすばらしい価値をもったモノが生まれると信じています。
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お客さまのニーズ・ウォンツを商品の中に取り込みながらも、「通学バッグ」である以上、そして「次世代の通学かばん」である以上、どうしても妥協できない3つの要素があります。
- 軽くなければならない。
毎日、たくさんの教科書などを入れて通園・通学する子供たちには、通学バッグによっては大人が想像する以上の身体への負担がかかるものです。 まずは「軽い」ことは必須です。
- 丈夫でなければならない。
活発な子供たちは登下校や総合学習などで校外に出るといろんなシーンにでくわすはずです。そのような状況で求められるのが耐久性。小学校ならば6年間、そしておさがりまでできるような耐久性を追及しなければなりません。
- 雨が漏ってはならない。
かばんの中に入るものといえば「教科書」や「ノート」。つまり、「紙」です。 大切な教科書がどんな雨でも濡れることがないように・・・「軽さ」を実現するために選択された素材「ナイロン」。しかし、これに「耐久性」と「防水性」というものが付加されなければ、ポストランドセルとも言える次世代の通学バッグは生まれないのです。
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小学生の通学かばんの代名詞ともなっている「ランドセル」。 長い歴史の中で、定番となった一般的なランドセルは多くの子供たちのパートナーとして今も活躍しています。
しかし、現代の教育の在り方や子供たちのライフスタイルなどを考えれば考えるほどに、子供たちのためにもっとよいかばんが開発できるのではないか?という思いがふつふつと沸いて来ます。
そこで、ランドセルを否定するのではなく、さらなる品質や機能性の向上と子供たちの健康面にも視点をおいて「次世代のランドセル」の在り方を追求していくと、「新素材」の開発は欠かせないという結論に到達し、弊社は徹底して素材の向上を図って来ました。
奈良県工業技術センターと帝人(株)との共同開発によって生まれた新素材「テグラン」を実際に見て触れていいただければ「ナイロン製?」という半信半疑な疑問も解決されることでしょう。そして、「新しい時代」を感じていただけると信じています。
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「お客さまとの直接対話」から生まれたものであるからというだけで、モノづくりが完了するわけではありません。
新素材を追求し、全ての必要な要素を盛り込んだ「モノ」は、お客さまの「検証」とさらなる「研究」によってより高次元の「モノ」へと進化して行きます。
ダイワホーサンは、信州大学と提携し、松本教授とともにさらなる「繊維の開発」を、西松教授とともに子供たちに実際にモニターしていただくという「快適性の追求」の研究を行い、より科学的な検証を行い、納得のゆく成果も得ることができました。
▼ 共同開発のページを表示
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ダイワホーサンは社名の由来であるように「大和(日本国)
の地で縫うことにより新しいものを産み出す(大和縫産)こと」にこだわりをもっています。
それは、「Dランド」や「ルートコンパス」が生まれる過程だけの話ではなく、生まれて、そして皆様のお手元へと渡り、長い間その役割を果たし続けるために必要な「補修」といったアフタフォローという形ででも存続して参ります。
補償期間(有償補修を含む)を6年としたのは、皆様の大切なお子様の成長過程を、「通学バッグ」という形ではありながら、少しでも長く、よりよいパートナーとしての役割を担わせていただきたいという思いが表れたものです。
そして、幾世代を渡っても、お客さまの「信頼」にお応えできる企業であり続けたいと考えております。
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